外壁は、水に濡れることで劣化スピードが速くなります。
ですから、外壁の防水性を高めることは外壁の寿命を延ばすことにつながるのです。
この記事では、外壁の防水性を高める方法についてお伝えいたします。
▼外壁の防水対策について
外壁が劣化すると見た目が悪くなるだけではなく、防水機能や耐震機能も低下してしまいます。
以下の方法を取り入れることで、外壁の防水性を高めることができるでしょう。
■塗装
防水機能の高い塗料を外壁に塗ることで、素材の内側に水分が浸入するのを防ぐことが可能です。
防水塗装の仕上げ方には、主に3つの工法があります。
・単層弾性塗装
粘度の高いゴム質塗料を、外壁に厚塗りして仕上げる工法。
外壁の防水性・ひび割れ追従性・透湿性などが高まります。
・複層弾性塗装
基本的に、下塗り1回・中塗り2回・上塗り2回の、計5回で仕上げる工法。
工程が多い分、ヒビ割れに強い効果が期待できます。
・微弾性塗料塗装
微弾性フィラーを使った下塗りと、上塗り2回で仕上げる工法。
持続期間は約1~3年と短いですが、施工費用はリーズナブルです。
■防水材
外壁やベランダなどに防水材を使用することで、水の浸透を抑制できます。
また、防水材にはさまざまな種類があるので、特徴を理解したうえで外壁に合ったものを選ぶことが大切です。
■防水シート
外壁防水に使用される防水シートは無色透明です。
防水シートを使用することで、雨水の侵入を防ぎ、建物内で発生した湿気や水分を外に排出する効果も期待できます。
▼まとめ
外壁の防水性を高める方法には「塗装」の他にも「防水材」「防水シート」を用いた方法があります。
また、防水塗装の仕上げ方にも3つの工法があるので、目的や予算に合わせて選ぶことが大切でしょう。
弊社では、一般住宅から公共施設まで、多種多様な外壁部分の塗装を請け負っております。
外壁の防水工事をお考えであれば、どうぞお気軽にご相談ください。