外壁塗装では、工程ごとに使う道具が異なります。
中でも塗料を塗るローラーについては最も使用する道具となります。
今回は、そんなローラーの特徴や種類についてお話しします。
▼ローラーの特徴
ローラーは刷毛や吹き付けに比べて、何といっても飛び散りにくいという特徴があります。
そのため、塗料の無駄を無くす事ができます。
また、近隣への飛び散りなども無いため、トラブルのリスクを減らします。
細かい部分の塗装や作業時間の短縮には向きません。
▼ローラーの種類
ローラーには大きく2つの種類があり、用途に合わせて使い分けます。
それぞれの特徴を知っておくと良いでしょう。
■羊毛ローラー
ウールローラーやウーローラーなどと呼ばれるローラー。
柔らかい繊維で、模様がある外壁に使用する事で、模様を潰すことなく塗装ができます。
均一に塗りやすいローラーでもあり、最も使われる頻度の高いローラーです。
羊毛ローラーは毛足の長さが3種類あります。
5mm前後の短毛ローラーでは、平らを塗りやすく、へこんだ部分を塗らない時に使います。
20mm以上の長毛ローラーでは、短毛ローラーとは逆にでこぼこした部分を塗るのに最適です。
13mm前後の中毛ローラーはその中間で、最も使用頻度の高い長さのローラーになります。
■砂骨ローラー
砂骨ローラーは、スポンジのように空洞がたくさんある素材で、塗料をたくさん吸収する事ができます。
塗料を分厚く塗るのに最適で、粘度の高い塗料にも使いやすいローラーとなります。
▼まとめ
ローラーの特徴を知り、依頼する業者にはご自宅に合ったローラーを使用してもらいましょう。
近隣とのトラブルなどもあるため、ローラーの特徴を知って、しっかりと業者と相談をすると良いでしょう。
当社では、ローラーひとつにおいてもお客様の意見をもとに判断していきます。
最良の品質をモットーに、安心・安全もお届けします。