塗装工事の工程には、必ず下塗りが含まれています。
しかし、下塗りはなぜ必要なのかご存知でしょうか?
そこで今回は、塗装工事で下塗りが必要な理由について解説します。
▼塗装工事で下塗りする理由
塗装工事の下塗りが必要な理由は、主に4つあります。
■接着剤の役割
下塗り塗料には、上塗り塗料と塗る面との接着剤の役割があります。
上塗りに使う塗料には接着力がほとんどなく、そのまま塗るとすぐに剥がれてしまうのです。
なお下塗り材は、前回使用した塗料により最適なものが異なります。
■塗料の吸い込みを防ぐ
外壁が傷むと塗料が吸い込まれやすくなり、上塗り塗料の機能が発揮されにくくなり持ちも悪くなります。
下塗りをすることでこのようなことを防ぎ、綺麗な仕上がりになるのです。
外壁の劣化具合により、下塗りに必要な塗料の量が変化します。
■機能性のアップ
上塗り塗料だけでなく、下塗り塗料にもさまざまな機能があります。
例として挙げると、防カビ機能や防サビ機能・遮熱機能などです。
上塗り塗料と下塗り塗料の組み合わせにより、塗装の機能性がさらにアップします。
■下地の色を隠す
現在の外壁の色が透けてしまうと、思った通りに仕上がらない可能性があります。
しかし下塗りをすることで外壁の色を隠すことができるので、綺麗に仕上げることが可能です。
▼まとめ
塗装工事の際の下塗りには、接着・塗料の吸い込み防止・機能性のアップ・下地の色を隠す役割があります。
そのため塗装工事を行ううえで重要で、欠かせない工程なのです。
業者に依頼する際は、下塗りの内容もしっかり確認することをおすすめしますよ。
株式会社Kcolorsでは、さまざまな塗装工事を承っております。
綺麗に仕上げるだけでなく機能性も重視しておりますので、安心してご依頼ください。