防水工事の中で最も多く利用されているのが、ウレタン防水工事です。
そこで今回は、ウレタン防水工事の手順について見ていきましょう。
▼ウレタン防水工事の種類別の手順
ウレタン防水工事にはいくつかの種類があり、工事の手順が異なります。
■戸建て住宅のベランダに適した密着工法
戸建て住宅のベランダには、密着工法がうってつけです。
防水効果を持つ防水層が軽いため、建物への負担が少なくて済みます。
さらに、下地に直接防水材を塗布していくだけですので、工事が大掛かりになりません。
そんな密着工法の手順は、以下の通りです。
①高圧洗浄で汚れを落とす
②プライマーと呼ばれる接着剤を塗る
③防水材を二度塗りする
④トップコートを塗って完成
防水材を二度塗りすることによって厚みができるため、十分な防水効果を得られます。
仕上げのトップコートは表面を保護する塗装で、紫外線によるダメージを防ぐのが目的です。
■もうワンランクアップ!メッシュ工法の手順
メッシュ工法とは、下地部分にメッシュシートを接着させてから防水材を塗る施工方法です。
メッシュシートそのものはとても軽いため、こちらも建物に負担をかけません。
一方でメッシュシートを使うことで、地震や衝撃による破損に強くなるのが特徴です。
そんなメッシュ工法の手順をまとめました。
①高圧洗浄で汚れを落とす
②プライマーと呼ばれる接着剤を塗る
③メッシュシートを貼る
④防水材を二度塗りする
⑤トップコートを塗布して完成
密着工法に比べてメッシュシートを貼る工程が増えますが、その分だけ防水効果は高まります。
どちらにするかは、工事を手掛ける会社と相談して決めるのがいいですね。
▼まとめ
防水工事の工法の中からウレタン防水工事に絞って、2つの工法の手順を見てみました。
手順は違えど、防水材の塗布をしっかりとおこなってくれる会社を選ぶことが重要ですね。
町田市を拠点に外壁塗装工事を専門に手掛ける弊社は、防水工事のご用命も承ります。
どうぞお気軽にお問い合わせください。