建設現場ではさまざまな足場が組まれますが、外壁塗装ではどのような足場が組まれるのでしょうか。
今回は、外壁塗装のための足場の組み方を見てみましょう。
▼外壁塗装工事で使われる足場の組み方
外壁塗装は、戸建て住宅から大型のビルまでさまざまな建物に施されます。
したがって、建物によって使う足場と、その組み方が変わるのが特徴です。
■くさび緊結式足場
別名「ビケ足場」とも呼ばれる組み方の足場で、戸建て住宅の外壁塗装工事で最も多く用いられています。
足場の組み立てにかかる費用がお手頃なうえ、スピーディーに組み立てられるからです。
くさび緊結式足場は、建物の外壁に沿うように金属をつなぎ合わせ、比較的広めに足場をとる組み方をします。
組み立ておよび解体にはハンマーを使いますので、かなり大きな音がするのが難点です。
■枠組足場
こちらは別名「ビティ足場」と呼ばれる外壁塗装のための足場で、マンションなどの大きな建物に適しています。
ただ、戸建て住宅でも3階建てで大きな建物であれば、枠組足場を使うことがしばしばです。
枠組み足場の組み方の手順は、以下の通りです。
①ベース部分を組み立てる
②1層目を組み立てたら、2層目に手すり枠を取り付ける
③2層目に筋交いを取り付け、継ぎ足しながら上へと組み立てていく
④必要に応じて床付き布枠を加える
枠組み足場は大規模になる場合が多く、作業を安全に進めるためにくさび緊結式足場よりも多くの資材を使います。
そのため、正しい組み方で組み立てていくことが重要です。
▼まとめ
外壁塗装で用いられる足場のうち、一般的なものと規模の大きなものの2つの組み方をご紹介しました。
建物によって適した足場は異なりますので、外壁塗装工事を見かけたら足場にも注目してみてはいかがでしょうか。
弊社は町田市で、さまざまな建物の外壁塗装工事を承っております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。